
南知多温泉郷
Minamichita Onsen-go名古屋の南、知多半島の海辺の温泉郷。内海・豊浜・山海など海を望む温泉と新鮮なまぐろ料理で知られる。
知多半島の先端に連なる海辺の湯
南知多温泉郷は、ひとつの大きな温泉地というよりも、知多半島南端の海岸線に 点在するいくつもの湯の集まりです。名古屋から南におよそ一時間。組合には 内海(うつみ)、山海(やまみ)、豊浜(とよはま)、師崎(もろざき) の宿が名を連ね、ほとんどの旅館が国道247号沿い、伊勢湾を望む高台や海辺に建って います。一帯は昭和の早い時期から東海地方の海水浴・避暑地として知られていまし たが、温泉地としての歴史はむしろ新しく、現在の源泉は 1988年(昭和63年) に 地下およそ1,300メートルまでボーリングを行って湧出させたものです。湧き出る湯は ナトリウム・カルシウム-強塩化物泉、源泉温度はおよそ45度。化石海水を含む 塩辛い湯で、湯上がりの肌にうっすらと塩の膜が残ります。
太平洋の眺めと白砂、そして冬のふぐ
ここでの体験を決定づけるのは、何よりも海を望む湯です。多くの宿は西の伊勢湾 を正面にしており、夕食前の長湯が水平線に沈む夕日と重なります。内海の中心と なる千鳥ヶ浜は、本州中央部でも有数の海水浴場で、日本の渚百選にも選ばれ た、およそ2キロにわたる弓なりの白い砂浜です。盛夏には大勢の客で賑わい、それ以外 の季節は静かな散歩道となります。漁港町としての気配は一年を通して残り、宿の 膳は季節に従います。冬はふぐの季節。沖合に浮かぶ篠島は、天然とらふぐ の水揚げ量が日本一とも言われ、多くの旅館がさしみ、てっちり、唐揚げ、ひれ酒まで そろう一式のふぐ会席を冬の献立に据えます。それ以外の季節は、車海老や鯛、 そして愛知県でも有数の水揚げを誇る豊浜漁港の日々の魚に支えられています。
岬のまわりを巡る
師崎の港からは篠島や日間賀島へ向かう短い船便が出ており、漁船の動きに よって一日のリズムが決まる小さな島の暮らしに触れられます。北の美浜町の海岸 には小野浦や奥田原の浜と、地元でサンセットビーチの散歩道として親しま れる長い遊歩道が続きます。日帰りの湯と組み合わせるなら、豊浜魚ひろばでの 朝市、知多半島の海岸線を走るサイクリングコース、そして半島南西端の **羽豆岬(はずみさき)**まで足を延ばすのもよいでしょう。
地区
南知多温泉郷内の3地区この温泉地の施設
1施設 · 評価順地図で見る
近隣の温泉地
50km圏内近隣の温泉地は見つかりません。
参考・出典
- 南知多町観光協会 ふらっと南知多 — 南知多温泉郷official— 南知多温泉郷の旅館組合と町観光協会による公式ポータル。
- Aichi Now — 南知多温泉郷official— 内海・山海・豊浜の三地区と国道247号沿いの宿について紹介する県観光サイト。
- 南知多温泉郷 — ウィキペディア— 1988年の掘削開湯、ナトリウム・カルシウム強塩化物泉、構成地区についての出典。
- 内海(南知多町) — ウィキペディア— 内海船による江戸期の繁栄、千鳥ヶ浜海水浴場、観光業への転換についての参照。
- ANA Japan Travel Planner — 南知多温泉郷— 海辺の宿、絶景、ふぐを中心とした食文化を紹介する案内記事。
