熊野古道・高野山・伊勢の巡礼路に重ねた、紀伊半島の温泉スタンプラリー。和歌山・大阪・奈良・三重をめぐります。
68軒
このバッジを獲得
紀泉温泉修験道(きせんおんせんしゅげんどう)は、2015年に和歌山市の花山温泉 薬師の湯に勤めていた西口正敏氏(実行委員長)が、別府八湯温泉道(大分県別府市)と珠洲温泉銭湯道(石川県珠洲市)をモデルとして創設した、巡礼型の温泉スタンプラリーです。趣旨や注意事項は別府八湯温泉道のルールに準じています。紀伊半島の霊場巡礼路——熊野古道・高野山・伊勢——を温泉巡りとして重ね合わせ、入浴一つひとつを小さな巡礼行とする構想で設計されています。
2015年に8施設で発足し、2019年に46施設、5周年の2020年には49施設に拡大。公式サイトが掲げる現在の参加施設数は68施設です。加盟施設は和歌山・大阪・奈良の3府県にまたがります。なお「将来は88施設を目指す」は2020年当時の報道での発言で、現在の公式サイトには掲載がありません。今日の88は、先達に必要な88湯の数字です。
創始の地である和歌山市の花山温泉 薬師の湯は、26℃の冷鉱泉を加温して使用する、国内屈指の高濃度泉で、巡礼の出発点としてふさわしい一湯です。プログラムの認定・申請受付は現在、紀泉温泉修験道実行委員会(和歌山市野崎)が担っています。
スタンプ帳です。
1冊を踏破したら、加盟施設で次の冊を購入できます。最高位を目指す方は、何冊も重ねて集めていくことになります。入門することを「入峯(にゅうぶ)」、1冊踏破を「満湯成就(まんとうじょうじゅ)」と呼びます。
期限・有効期間・巡る順序についての定めは公式には示されていないため、実際には自分のペースで集めることになります。むしろ心得が戒めているのは急ぐことのほうで、「入浴数を競うあまり急いで無理をしたり、湯を楽しむ余裕を忘れたりすることのないように」と記されています。
踏破した先達帳の冊数が一つ増えるごとに段位が上がります。認定料は各2,000円(そのつど必要)で、すべて紀泉温泉修験道実行委員会が認定します。
名人には認定証と刺繍入りロングタオル、先達にはさらに和歌山県産の焼印入り木桶が贈られます。5周年(2020年6月)時点で約20名が先達に到達していましたが、公式サイトの現在の集計は先達62名・名人1,155名、大先達1名です。
先達帳を踏破したら、紀泉温泉修験道実行委員会へ申請します。
持参での申請は現在受け付けていません。 事務局を担っていた花山温泉での受付が終了して以降、新しい窓口が決まっていないためで、当面は郵送のみです。認定順位は先達帳が郵送で届いた順とされています。
送付先
紀泉温泉修験道 名人バッジは、先達帳を踏破し、実行委員会から名人認定を受けた方に対して、Onsen Oni モデレーターが授与します。踏破した先達帳または名人認定証などの証跡をフィードバック経由で送ってください。
先達段位を目指して繰り返し獲得可能で、タイル右下の数字が踏破した先達帳の冊数を示します。11冊で先達相当となり、別バッジ「紀泉温泉修験道 先達」が発動します。