天然温泉水を使用しています
宿泊客専用の客室付き温泉
駐車場あり
湯浅の町の上、みかん山に囲まれた五室だけの小さな宿でした。温泉になったいきさつが面白くて、明治のはじめ、まだどの家にも風呂があったわけではない時代に、ご近所同士で湯を沸かし合う「もらい湯」が行われていたそうです。ところがこの家の風呂に入るといつまでもポカポカと温かいと評判になり、役所が調べたところ本当に温泉でした。「みんなの健康のために開業してほしい」と請われ、明治25年11月に開業。以来「紀州のかくれ湯」と呼ばれてきました。お湯は無色無臭でメタケイ酸を含んだやわらかな自家源泉。湧き出し口は浴室のすぐ裏にあり、五室のうち二室では部屋風呂にも同じお湯が引かれていました。食事は湯浅湾の魚介が中心で、冬は天然本クエ。五代続いた旅館は令和6年3月31日で営業を終え、いまは同じ建物で日本料理店「千堂」が営業しています。
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最終更新 2026年7月29日