渋温泉 九湯めぐり

長野・渋温泉の坂に並ぶ九つの外湯。それぞれにご利益があり、九湯を巡って祈願手ぬぐいに印を集め、最後に高台の薬師堂で締めくくる。

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渋温泉 九湯めぐりは、長野県山ノ内町・志賀高原の麓に湧く渋温泉を象徴する湯めぐりです。開湯1300年といわれる温泉街には木造の旅館が石畳の坂に軒を連ね、浴衣に下駄で湯から湯へと歩く湯客の風情があります。町には源泉の異なる九つの外湯があり、それぞれにご利益(効能)が伝わります。九湯を順に巡り、祈願手ぬぐいに印を集め、最後に温泉街を見下ろす薬師堂へ参詣して締めくくります。

楽しいのは語呂合わせ。「九(く)」は「苦(く)」に通じ、九つの湯を巡ることは九(苦)労を流すといわれます。巡り終えれば、厄除け・安産育児・不老長寿のご利益が授かるとされています。

九つの外湯

  • 一番湯 初湯(はつゆ) — 胃腸によいとされる湯。行基がこの源泉を見つけて鉢を洗ったという伝承があり、めぐりはここから始まります
  • 二番湯 笹の湯(ささのゆ) — 湿疹など皮膚の不調に。病後の仕上げに入る「仕上げの湯」とも
  • 三番湯 綿の湯(わたのゆ) — 皮膚病・切り傷・できものに。白い湯の花が豊富な湯
  • 四番湯 竹の湯(たけのゆ) — 慢性の痛風に。やわらかな肌ざわりの湯
  • 五番湯 松の湯(まつのゆ) — 神経痛に効くとされる湯
  • 六番湯 目洗いの湯(めあらいのゆ) — 眼病に。お肌にもよい「美人の湯」として知られます
  • 七番湯 七操の湯(しちくりのゆ) — 外傷やけがの後の回復に。「七つの病に効く」ともいわれ、黒い湯の花が出る湯
  • 八番湯 神明滝の湯(しんめいたきのゆ) — 婦人病に。子宝の湯として親しまれます
  • 九番湯 大湯(おおゆ) — 坂の上にある大きな湯。神経痛・リウマチに、万病に効くとも。九湯で最も大きく、蒸し湯と足湯を備えます

締めくくりは薬師堂へ

九番湯まで入ったら、長い石段をのぼって温泉街を見下ろす**渋高薬師(しぶたかやくし)**へ。薬師如来をまつる小さなお堂で、印を集めた手ぬぐいに最後の印を受ければ満願成就です。石段とそこからの眺めだけでも、登る価値があります。

巡り方

  1. 渋温泉の旅館に泊まると、チェックイン時に九つの外湯すべてを開けられるが一本渡され、滞在中は無料で入れます
  2. 旅館や町のお店で祈願手ぬぐい(数百円)を求め、各湯で印を押していきます
  3. 浴衣・下駄で湯から湯へ — 「町全体がひとつの宿」という雰囲気です
  4. 各湯は宿泊者向けにおおむね6:00〜22:00。源泉はかなり熱いので、水でうめてからゆっくり入ってください
  5. 日帰り客は鍵の湯には入れませんが、九番湯の大湯は観光案内所で受け付けて有料で入れます(おおむね10:00〜16:00)

Onsen Oni バッジの取得

渋温泉 九湯めぐりバッジは、九つの外湯すべてに入られた方を対象にOnsen Oniモデレーターが付与します。印を集めた祈願手ぬぐいの写真、または九湯それぞれのチェックイン写真をフィードバックチャンネルからお送りください。期限はありません。最後に薬師堂へ参詣して締めくくるのが、昔ながらの巡り方です。

参考・出典

  1. 信州 渋温泉 九湯めぐり(公式)
  2. 渋温泉 外湯紹介
  3. Snow Monkey Resorts — The 9 Healing Hot Springs of Shibu Onsen