わかやま12湯

和歌山県内12の温泉エリアでスタンプを集めてめぐる、公式の温泉巡り。完成でマイスターカードがもらえます。

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わかやま12湯は、2020年2月わかやま12湯推進協議会が発足させた公式の温泉巡りプログラムです。事務局は協同組合和歌山県旅行業協会が務め、和歌山県旅館ホテル生活衛生同業組合、各市町村、地域観光協会、DMO等が連携しています。

寺社で集める御朱印になぞらえ、温泉版の御湯印(おゆいん)を巡湯帳(じゅんとうちょう)に集めるという、湯巡りを巡礼に見立てた構想です。30湯すべてを踏破した方には、シリアル番号入りのマイスターカードが授与され、現時点での認定者はわずか5名

参加施設は全38館全30個のスタンプで構成され、加太・淡嶋から和歌山温泉郷、龍神・湯の峰の山あい、白浜・椿の海岸、橋杭岩の串本、捕鯨の町・太地、南紀勝浦の熊野灘沿岸まで、県内ほぼ全域を網羅します。

12(13)の温泉エリア

ブランド名は「12湯」ですが、実際は13エリアを緩やかに括っています:

  • 和歌山温泉郷(加太淡嶋・市内・紀三井寺・花山) — ナトリウム炭酸水素塩泉/塩化物泉。美肌の湯として古くから知られます。
  • みなべ温泉 — ナトリウム炭酸水素塩泉/塩化物泉。梅畑を望む岩風呂・檜風呂。
  • 龍神温泉日本三美人の湯の一つ。重曹泉、日高川沿いに六施設。
  • 湯の峰温泉 — 開湯から約1800年、日本最古級の温泉の一つ。世界遺産・つぼ湯を有します(世界遺産で唯一入浴可能な温泉)。
  • 渡瀬温泉 — 1965年開湯。源泉かけ流しの大露天風呂で知られます。
  • 川湯温泉 — 冬季限定仙人風呂(千人風呂)— 河原を掘って湯船にする巨大露天。
  • 白浜・椿温泉日本三古湯の一つ。七つの外湯(無料)と十二の旅館が集まる県内最大のクラスター。椿は硫黄泉。
  • すさみ温泉 — アルカリ性硫黄泉。大正の詩人野口雨情が称えた湯。
  • 串本温泉 — ナトリウム・カルシウム塩化物泉。本州最南端、橋杭岩の景色。
  • 太地温泉 — 捕鯨の町の海辺の湯。
  • 湯川温泉 — 熊野詣の禊湯として古来の歴史。
  • 南紀勝浦温泉175の源泉を擁する日本有数の源泉密集地。ホテル浦島の洞窟風呂が象徴的。
  • やどり温泉 — プログラム最北の参加エリア、紀北の山あい。

巡り方

  1. 参加施設のいずれかで巡湯帳を購入 — 2,200円(税込)。購入施設の御湯印を1個サービス。
  2. 参加施設で入浴後、フロントで巡湯帳を提示して御湯印を押印してもらいます。
  3. 御湯印は1個300円(税込)
  4. 県内を巡り、全30湯のスタンプ枠を埋めます。
  5. 巡湯帳が完成したら、氏名・住所・電話を直筆で記入し、追跡可能な郵便で1,500円を添えて事務局へ送付。シリアル番号入りのマイスターカードが授与され、公式サイトの認定者一覧に掲載されます。

期限・順序の制限はなし — 何度の旅、季節、年をまたいでも構いません。

押印ルール

  • 入浴なし=御湯印なし。 「温泉入浴をされていない方へ「御湯印」のみの販売は致しかねます」— 入浴しない方への単体販売は不可。日帰り入浴料は御湯印代と別途お支払いください。
  • 1人1回1個まで。 同一人物が同一訪問で2個押すことはできません。
  • 公式の巡湯帳のみ有効。 他の手帳や紙への押印は完走と認められません。
  • 2種類の御湯印。 多くは施設固有の御湯印ですが、12エリア中7エリアではエリア共通の御湯印を複数施設で共有しています。
  • フロントで巡湯帳を提示。 申告制の小規模施設もあるので、最初に巡湯帳を見せると話が早いです。

共有スタンプ(複数施設で1枠)

5エリアで複数施設が同じスタンプ番号を共有しています。これらのエリアでは、お好きな1施設で入浴・押印すれば枠が埋まります(デザインは同一):

  • #6(龍神) — がまの湯田舎宿川口 + 丹生ヤマセミ温泉館
  • #18(白浜・椿) — 白良荘グランドホテル/クアハウス白浜/ホテル三楽荘/南紀白浜和みの湯 花鳥風月
  • #21(白浜・椿) — 柳屋 + 南紀白浜マリオットホテル
  • #25(串本) — サンゴの湯/弘法湯/ビジネスホテル串本
  • #29(南紀勝浦) — 休暇村南紀勝浦 + ホテルなぎさや

残り25枠は1施設1御湯印の専用スタンプなので、最短30施設でゴール、共有エリアもすべて踏破するなら38施設になります。

マイスターカード

巡湯帳完走者に授与される認定証。

  • 条件 — 全30個の御湯印を集める。
  • 申請料1,500円(追跡可能な郵便での送付料込)。
  • 提出物 — 完成した巡湯帳に氏名・住所・電話を直筆で記入。
  • 記念品 — シリアル番号入りのマイスターカード(物理カード)。
  • 公開認定 — シリアル番号と氏名が公式認定者一覧に掲載されます。

最新の認定者は5名(シリアル番号 00001–00005):中田善規氏、中西昭人氏、SERGEI MEDIUSHKO氏、大西由希子氏、中西健人氏。番号は完走順に発行されるので、早い番号を取ることに価値があります。

マイスターより上の段位はありません。マイスターカードが生涯の到達点です。

12湯サミットについて

第1回わかやま12湯サミットは、2021年10月14日に龍神で開催されました。参加自治体・施設の関係者会合で一般非公開ですが、プログラムが現役で運営されている証左でもあります — 5年後にスタンプが意味を保つかという懸念に対する一つの答えです。

Onsen Oni バッジの取得

わかやま12湯マイスターバッジは、公式のマイスターカードを授与された方を対象に、Onsen Oni モデレーターが付与します。完成した巡湯帳およびマイスターカードの写真をフィードバックチャンネルからお送りください。期限はないため、収集にどれだけ時間をかけても構いません。一生に一度のバッジです。

巡り方のヒント

  • 白浜を起点に。 県内最大クラスター — 9施設で8スタンプ。2泊で巡湯帳の1/4を一気に埋められます。
  • 湯の峰・渡瀬・川湯はワンセット。 本宮の山あいに数キロ圏内で集中。1日で熊野詣も兼ねられます。
  • 龍神は車か泊まりが現実的。 6施設が日高川沿いに点在、公共交通が手薄。1〜2泊の宿泊型で。
  • つぼ湯は必訪。 湯の峰の世界遺産浴は予約制(一組30分)。到着後すぐ予約を。
  • 季節閉鎖に注意。 川湯仙人風呂は冬季限定(おおむね12〜2月)。宿に事前確認を。
  • 現金を用意。 御湯印代をカード不可の施設もあります。

出典

  1. 協同組合和歌山県旅行業協会 — わかやま12湯official
  2. 巡湯帳についてofficial
  3. 参加施設一覧official
  4. マイスターカード認定者一覧official
  5. 事務局:073-427-0270(わかやま12湯推進協議会 巡湯帳係)